エン・ジャパンが18日発表した4月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1611円で、前月比0.4%減、前年同月比1.4%増となった。前月比は4カ月連続のマイナス、前年同月比は18カ月連続のプラスとなっている。
職種別(大分類)では、主力の「オフィスワーク系」が1598円(前年同月比2.6%増)と堅調が続いており、「医療・介護系」が1360円(同3.1%増)、「クリエイティブ系」が2003円(同4.7%増)、製造業務などの「その他」が1289円(同5.5%増)など、2、3月と同様に7職種すべてでプラスとなった。
地域別では、関東が1685円(前年同月比0.3%増)、東海が1431円(同1.9%増)、関西が1445円(同2.5%増)となり、2、3月と同様に3地域ともプラスだった。
3大都市圏以外では北海道が1363円(同0.6%減)、東北が1233円(同0.8%減)、北信越が1233円(同4.8%増)、中国・四国が1246円(同3.2%減)、九州・沖縄が1223円(同2.7%減)。2、3月は全地域でマイナスだったが、4月は北信越のみプラスとなった。
一方、ディップが同日発表した3大都市圏の4月平均派遣時給は1504円(同0.3%減)の減少だったが、昨年12月から5カ月連続で1500円台を維持している。3大都市圏を含む全国平均も1444円(同0.8%減)に下がっている。
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