リクルートホールディングス(HD)が16日発表した2022年3月期連結決算(IFRS、国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は2兆8717億500万円(前期比26.5%増)、営業利益は3789億2900万円(同約2.3倍)、税引前利益(経常利益)は3827億4900万円(同約2.3倍)、当期利益は2968億3300万円(同約2.3倍)となり、昨年の減収減益から大幅な増収増益に転換した。期末配当は1株10円50銭で、中間期の10円50銭と合わせて年間21円(同1円増)の増配とした。
売上高最大部門の人材派遣は、国内(スタッフサービスHDとリクルートスタッフィングの合計)が6049億円(同6.1%増)と堅調だったうえ、海外(スタッフマークHDなど)は7735億円(同23.0%増)と大きく伸び、合わせると1兆3784億円(同15.0%増)となり、3年ぶりの増収となった。
求人情報のインディードを含むHRテクノロジーも、売上高は8614億円(同約2.0倍)と完全回復。しかし、...
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