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2022年5月12日

売上高は過去最高、二ケタの増収増益 「コロナ前」に回復、メイテックGの3月期連結

 メイテックグループが12日発表した2022年3月期連結決算(日本基準)によると、売上高は1071億4000万円(前期比10.9%増)、営業利益は128億1700万円(同25.2%増)、経常利益は129億4800万円(同25.6%増)、当期純利益は92億4000万円(同31.5%増)となり、昨年減収減益から一転して大幅な増収増益となった。大手メーカーの業績回復に伴うエンジニアの稼働人員・稼働時間の回復が最大要因で、売上高は再び1000億円の大台に乗せて過去最高となった。

 期末配当は1株当たり139円とし、中間配当の78円50銭と合わせて年間217円50銭(前期184円)の増配とする。

 単体の売上高ではメイテックが770億1000万円(同7.8%増)、メイテックフィルダーズが258億1400万円(同21.1%増)となり、メイテックフィルダーズの回復ぶりが目立った。3月末のエンジニア数はメイテックが7472人(同191人増)で、年間稼働率は94.3%(同3.9%ポイント増)、メイテックフィルダーズが3793人(同399人増)、稼働率89.0%(同4.0ポイント増)といずれも稼働率が伸長した。

 22年度も順調な業績を見込み、通期見通しは売上高1190億円(前期比11.1%増)、営業利益154億円(同20.1%増)、経常利益155億円(同19.7%増)、当期純利益105億円(同13.6%増)と二ケタの増収増益を予想。配当は年間79円の増配を予定。7月に普通株1株を3株に分割するため、分割前に換算すると237円となる。

 記者会見した國分秀世社長は...

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