経団連と東京経営者協会が27日発表した2021年の夏冬ボーナス調査によると、非管理職は夏が72万58円(前年比1.0%減)、冬が69万2033円(同1.9%増)で、管理職は同様に各146万1602円(同0.2%増)、134万2201円(同4.5%増)となった。コロナ禍でいずれもマイナスとなった20年に比べ、21年は回復に転じたものの、コロナ前の19年の水準には戻っていない。
産業別では全体が夏は72万58円(同1.0%減)、冬は69万2033円(同1.9%増)で、製造業は各72万6406円(2.9%減)と73万1997円(同2.0%増)、非製造業は各71万4628円(同0.7%増)と65万7897円(同1.9%増)。最高は窯業(3社)の各85万4137円と85万6035円、最低はサービス業(44社)の各50万2517円と46万1239円だった。
調査は経団連と同協会会員企業2064社を対象に実施、349社から有効回答を得た(回答率16.9%)。製造業と非製造業がほぼ半数ずつで、従業員500人以上企業が約7割を占める。