ディスコが7日発表した3月1日時点の大卒内定率(速報)は28.6%(前年同期比7.5ポイント増)で昨年を大きく上回り、採用活動の前倒し傾向が鮮明になっている。
内定者の74.1%は内定先企業のインターンシップに参加しているが、就職先を決めた学生は19.0%に過ぎず、78.0%は就活を継続中だ。1人あたりのエントリー社数は平均19.6社(同3.7社減)で、すでに面接を受けた人は70.8%(同6.1ポイント増)となっており、志望企業を事前に絞り込む傾向が強まっているという。
調査は1~6日に実施、「キャリタス就活」モニターの大学3年生ら1302人から回答を得た。
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