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2022年1月12日

冬のボーナス2年連続減 厚労省の大企業調査

 厚生労働省が12日発表した大企業の昨年末の冬のボーナス(355社の加重平均)は78万2198円(前年比0.54%減)となった。冬のボーナスは2013年から7年連続で増加基調が続き、18、19年には90万円台の最高額を記録したが、新型コロナウイルスによる景気低迷で20年は同9.46%減に落ち込み、2年連続のマイナスとなった。21産業のうち、8産業が前年を下回った。

 産業別では、最も高かったのは建設業の94万4584円(同1.34%減、23社)で、化学の91万2394円(同9.49%増、33社)、電気機器の88万5512円(同0.20%増、35社)などが続いた。新型コロナの直撃を受けている運輸業は57万3090円(同1.60%減、17社)、卸・小売業は58万556円(同2.98%増、45社)だった。

 調査対象は資本金10億円以上、従業員1000人以上で労組のある企業。

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