経団連が22日発表した冬のボーナスの妥結結果(加重平均)によると、会員大企業164社の平均は82万955円(前年比5.16%減)となり、2年連続で下落した。冬ボーナスは19年まで7年連続の増加が続いたが、昨年はコロナ禍で減少し、今年も回復しなかった。
製造業131社は85万3475円(同1.32%減)、非製造業33社も71万2019円(同18.01%減)となり、昨年と同様に非製造業の落ち込み幅が大きかった。
業種別で最も高かったのは建設業6社の119万5955円(同17.18%減)で、電機12社の93万1151円(同3.42%増)、食品7社の89万9754円(同4.64%減)、自動車16社の89万8535円(同4.57%減)などが続いた。