連合は10日、この冬のボーナスの第3回(最終)回答集計結果を発表した。それによると、組合員1人当たり加重平均で2.21カ月(前年比0.04カ月増)、64万8925円(同3万5589円、5.8%増)となった。昨年は過去最高水準だった19年から一転して大幅に下がったが、景気回復を反映して回復した。金額の対象は1909労組の106万2910人。
業種別では、製造業(1266労組)が69万8944円(同5.5%増)で、昨年の減少から増加に転じ、交通運輸(304労組)が58万1016円(同2.6%増)で続いた。コロナ禍の影響が長引いているサービス・ホテル(5労組)は5万3842円で、昨年の2645円から"大幅アップ"した。組織別では化学エネルギー系のJEC連合(21労組)の87万4549円(同1.4%減)が最高だった。