ディップが10日発表した11月のアルバイト時給は平均1191円で、前月比4円(0.3%)減、前年同月比81円(7.3%)増となった。前月比は10月まで3カ月連続のプラスだったが、11月はマイナスの"一服状態"となっている。前年同月比は11カ月連続のプラス。
大職種別にみると、10月と同様に製造・技能が1407円(前年同月比32.5%増)、建設が1602円(同29.0%増)、教育が1732円(同21.7%増)と大幅な伸びをみせ、9職種のうち6職種がプラスだった。一方、事務職は1226円(同7.1%減)、専門職が1242円(同5.2%減)、サービスが1252円(同4.6%減)となった。
地域別では関東が1235円(同7.2%増)、東海が1151円(同11.0%増)、関西が1214円(同0.1%増)、九州が1113円(同14.5%増)となり、関西の伸びが相変わらず鈍い。
同社の「バイトル」に掲載された求人件数は約25.7万件で、前月比25.4%増、前年同月比54.3%増と順調に回復している。