帝国データバンクが7日発表した今年の冬のボーナス調査によると、ボーナスを支給した・する企業は80.3%に上り、支給のない企業は12.0%。支給企業のうち、「昨年と変わらない」が42.4%で最も多く、「増えた」は18.5%、「減った」は19.4%だった。
増えた企業の業種は精密機械、医療器具、鉄鋼・非鉄・鉱業などの製造業に多く、ボーナスなしの業種は旅館・ホテル、線維・繊維製品・服飾品小売りなど、新型コロナの直撃を受けた業種に多かった。旅館・ホテルでは5割以上でボーナスがなく、厳しい年末になっている。
調査は11月16~30日に実施、全国2万3679社のうち1万1504社から有効回答(回答率48.6%)を得た。