厚生労働省は12日、来春卒業予定の高校生らのハローワーク経由の就職内定状況を発表した。それによると、9月末時点で高校生の内定率は62.0%(20年10月末比2.2ポイント減)となった。
企業の求人数は約36万9000人(同0.3%減)、求職者数は約13万8000人(同9.2%減)で、内定者は約8万6000人(同12.4%減)といずれも減少している。
中学生は求人が820人(同12.1%減)、求職が735人(同15.1%減)、求人倍率は1.12倍(同0.04ポイント増)となっている。
昨年は新型コロナの感染拡大で調査は10月に実施。中学生は選考が来年1月以降のため、内定率は出していない。