第2次岸田文雄内閣の発足を受けて11日夕、岸田首相は各府省の副大臣・政務官人事を決定した。大半の顔ぶれを続投させた一方、公明党の副大臣の一部変更と衆院選で落選した政務官の補充などを行い、厚生労働副大臣に佐藤英道氏(公明)、政務官に深澤陽一氏(自民)を充てた。深澤政務官は、主に労働分野を担当する。政務官人事は、大阪10区で自民の大隈和英氏が落選したことに伴う補充。
副大臣の佐藤氏は、1960年、宮城県生まれの61歳。北海道議を経て、2012年の衆院選で公明党の北海道比例ブロックで初当選。4期目。農林水産大臣政務官などを歴任している。
政務官の深澤氏は、1976年、静岡県生まれの45歳。静岡市議、静岡県議を経て、2020年4月の衆院静岡4区補選で初当選。2期目。今回、初めて政府入りを果たした。
【関連記事】
「新時代共創(きょうそう)内閣」、岸田新内閣の布陣固まる
後藤厚労相は初入閣、労働担当は古賀副大臣と大隈政務官(10月11日)