東京商工リサーチが2日発表した第10回「全国女性社長調査」によると、今年の社長数は54万919人で2019年の前回比13.0%増の過去最高を記録、全企業に占める割合は14.2%(同0.6ポイント増)となった。同社が保有する約400万社のデータから抽出した。
産業別で最も多いのは「サービス業他」の25万4856人で、半数近くを占めている。次いで「不動産業」の8万569人、「小売業」の6万433人など。不動産業は女性社長率も24.1%と最も高かった。
ただ、大企業、上場企業の社長はまだ少なく、上場企業では46社(同5社増)で、上場企業の1.1%どまり。