エン・ジャパンが29日発表した「派遣で働くきっかけ」実態調査によると、派遣就労に興味を持ったきっかけは「仕事内容を選ぶため」「アルバイトやパートより時給が高い」「休日・休暇など働き方を変えるため」といった理由の多いことが分かった。
実際に仕事探しをして驚いたことは「時給が高い」の58%を筆頭に、「未経験から就ける仕事が多い」(41%)、「すぐに仕事が決まった」(40%)などが多かった(複数回答)。ネガティブな驚きとしては「応募時に就業先の社名がわからない」が38%で最も多く、「同一組織では最長3年しか働けない」(34%)、「人気の求人はすぐ応募が締め切られる」(28%)などで、派遣制度の基本を知らないための驚きが多かった(同)。
実際に就労してみて良かったことは「希望の勤務地、曜日、時間で働けた」が57%で最も多く、派遣に向いている人としては「いろいろな仕事を体験してみたい人」が最多の64%だった(同)。
調査は7~8月に実施、同社の「エン派遣」利用者の派遣経験者1997人から有効回答を得た。