厚生労働省が２２日発表した今年３月の新卒者内定取り消し状況によると、３７事業所で１３６人が取り消しとなったことがわかった。また、入社時期の繰り下げ（８月末時点）は１４事業所、１５７人だった。
内定取り消しは前年の８２事業所、２１１人から減少。繰り下げも同９３事業所、１３１０人から大幅に減った。今年の場合、新型コロナウイルスの影響によるものとして、内定取り消しは２５事業所、１２４人と推定される。
取り消しの理由として、「経営の悪化」が２３事業所で最も多かった。取り消された学生のうち、９９人は別会社に就職し、就活中が５人、不明が２９人となっている。
