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2021年9月 7日

2020年度決算、58%の企業が減収 宿泊業は28%減、帝国データ調査

 帝国データバンクが7日発表した「新型コロナウイルスによる企業業績への影響調査」によると2020年度決算企業約10万7000社(単体、金融・保険を除く)の売上高は「減収」が58.3%(前年度比18.0ポイント増)と過半数を占め、「増収」は41.5%(同11.9ポイント減)だった。減収率は0.2%で前年度の6.8%増からマイナスとなり、コロナ禍の長期化がうかがわれる。

 主要43業種別にみると、減収幅が最も大きかったのは「宿泊業」の同28.5%減で、「飲食店」の同17.4%減、「娯楽業」の同16.3%減など、営業時間の短縮や外出自粛などの影響を強く受けた業種が並んだ。一方、「電気通信・郵便」は同11.0%増、「教育」が同8.0%増などとなった。減収業種の27に対して、増収業種は16。減収企業は中小企業が多いとみられるが、企業規模別の増減は公表していない。

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