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2021年8月25日

7月の求人広告件数、長引くコロナ禍で低迷 80万件台を脱せず、全求協集計

 全国求人情報協会が25日発表した7月の求人広告掲載件数(週平均・職種別合計)は86万1046件(前年同月比17.4%増)で、コロナ襲来前の160万件台と比べて約半分という低迷が続いている=グラフ

n210825.png 前年比は、昨年4月からコロナ禍で激減していることから、その反動で二けた増となっているが、本格回復に向かっているとは言えない状況だ。職種別でみると、「サービス」の中で「飲食店スタッフ」が週平均8万7230件(同13.9%増)、「調理スタッフ」は6万8678件(同13.3%増)、「運搬・清掃・包装」は10万6220件(同23.7%増)、最も掲載件数が多い「販売」も15万3272件(同7.2%増)となっている。

 雇用形態別では、全体の7割を占めるアルバイト・パートが同5.4%増、このほか正社員が同63.3%増、契約社員が同13.0%増だった。

 また、地域別では最も件数の多い関東・甲信越が同7.1%増だったほか、北海道・東北は同41.7%増、中部・北陸は同34.5%増、近畿は同20.4%増、中四国は同38.7%増、九州・沖縄が同41.4%増となった。


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