ディップが19日発表した7月のアルバイト時給は平均1165円で、前月比8円(0.7%)減、前年同月比92円(8.6%)増となった。前月比は3カ月ぶりマイナス、前年同月比は7カ月連続のプラスとなった。
大職種別にみると、製造・技能が1343円(前年同月比27.1%増)、教育が1662円(同18.6%増)、専門職が1244円(同11.1%増)と二ケタの伸び。主力の飲食は1005円(同1.0%増)と前月から横ばいのまま。
地域別では関東が1209円(同7.4%増)、東海が1122円(同9.0%増)、関西が1244円(同11.6%増)、九州が1023円(同9.6%増)と全地域でプラスを続けている。
同社の「バイトル」に掲載された求人件数は約17.9万件で、前月比3.9%増、前年同月比35.9%増。前月比は2カ月連続のプラス、前年比は前年の落ち込みの反動で大きく伸びた。
一方、リクルートが同日発表した7月のアルバイト・パート平均時給は1095円で前月比0.4%減、前年同月比1.1%増。マイナビが18日に発表した7月のアルバイト・パート平均時給は1127円で前月比0.5%増、前年同月比2.0%増となった。