経団連が5日発表した大手企業の今年夏のボーナス支給額(最終集計、加重平均)は159社平均で82万6647円(前年比8.27%減)と3年連続で減少した。製造業の129社で83万9927円(同5.94%減)、非製造業の30社で77万3522円(同17.00%減)となり、コロナ禍の直撃を受けた非製造業の落ち込みが目立った。
業種別で最も多かったのは建設6社の128万6372円(同12.18%減)で、食品7社の94万8564円(同3.48%増)、電機12社の91万3211円(同0.77%減)などが続いている。
調査対象は東証1部上場で従業員500人以上の会員企業。