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2021年7月26日

7割のエンジニアが「技術の幅を広げたい」 コロナ禍で意識強まる? VSN調査

 アデコグループのエンジニア派遣会社、VSNが26日発表した「エンジニアのキャリアに関する意識調査」によると、7割のエンジニアがコロナ禍で自分の技術幅を広げることに関心を高めていることが明らかになった。

 雇用形態については67.3%が「現在の雇用形態で働きたい」と考えているが、「まだわからない」も23.5%あった。今後のキャリアについては「早期リタイアしたい」が32.5%で最も多く、「別の職種にキャリアチェンジしたい」が17.4%、「起業したい」が11.9%で続いた。

 コロナをきっかけに自分の技術の幅を広げることに関心が高まったかどうか聞いたところ、「高まった」が13.5%、「どちらかというと高まった」が54.0%に上り、合わせると67.5%に達した。

 こうした結果について、同社は「一定の分野のスキルや経験を有するエンジニアにも、今後、メカトロニクスにAIのスキルを掛け合わせるなど、自身の専門分野とは異なる技術も習得し、エンジニアとしての幅を広げる必要性が高まることが考えられる」と分析している。

 調査は5~6月に実施、正社員を中心にしたエンジニア約9000人の回答を集計した。

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