ニュース記事一覧へ

2021年7月21日

6月三大都市圏の派遣時給は1614円 オフィス系復調、過去最高を更新、エン・ジャパン

n210721.png エン・ジャパンが21日発表した6月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1614円で、前月比1.3%増、前年同月比2.3%増となった。前月比は2カ月連続のプラス、前年同月比は8カ月連続のプラスで、2月の1613円をわずかに上回って過去最高を更新した。コロナ禍で採用を控えていた企業が、ワクチン接種の進行で収束の道筋が見えてきたことから、オフィスワークを中心に採用再開に動き始めたのが要因。

 職種別(大分類)では、最大規模の「オフィスワーク系」が1570円(前年同月比0.6%増)となったのをはじめ、「IT系」が2332円(同1.9%増)、「技術系」が1897円(同1.5%増)、「営業・販売・サービス系」が1520円(同2.2%増)となるなど、全7職種でプラスとなった。

 地域別では関東が1697円(同3.0%増)、東海が1395円(同3.6%増)、関西が1435円(同4.4%増)と3地域ともプラスだった。

 一方、ディップが同日発表した三大都市圏の平均派遣時給は1489円(同2.3%増)。リクルートが14日に発表した平均派遣時給は1724円(同1.2%増)だった。やはり、オフィスワーク系が1560円(同4.0%増)で過去最高となった。

PAGETOP