労働政策審議会の第169回労働条件分科会(荒木尚志分科会長、再任)は19日、裁量労働制などをテーマに議論した。
事務局の厚生労働省が6月25日に公表した「裁量労働制実態調査」結果について詳細に報告。そのうえで、荒木氏ら学識経験者7人で構成する「これからの労働時間制度に関する検討会」を設置し、調査結果を踏まえて制度改革を議論する。26日に初会合を開く。
同調査は裁量労働制を実施している企業と、制度の適用を受けている専門型、企画型の労働者や適用を受けていない労働者の双方に調査。適用を受けている労働者の労働時間は長いものの、満足度は高いといった結果が出ている。
これについて、経営者側委員からは...
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