ディスコが6日発表した来春卒業予定の大学生の就職内定率(速報)は1日時点で80.1%となり、前年同期を2.4ポイント上回った。1カ月前の6月1日の71.8%から8.3ポイント上昇したが、前年との差は急速に縮小している。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で多くの企業が採用活動を後ろ倒ししたが、今年は内定出しが元に戻った形だ。コロナ前の19年7月1日の84.0%に比べると3.9ポイント下回った。
しかし、内定を得た学生のうち、就職先を決定した人は63.9%になったが、12.7%はまだ「就活継続中」で、19.9%が「内定なし」となっている。
調査は1~5日に実施、大学4年生と大学院生の「キャリタス就活2022」モニター1200人から回答を得た。