製造請負・派遣の日総工産が12日発表した2021年3月期連結決算(日本基準)によると、売上高は682億1300万円(前期比9.0%減)、営業利益は25億9900万円(同15.1%減)、経常利益は29億4900万円(同6.4%減)、当期純利益は15億9200万円(同21.7%減)の減収減益となった。配当は期末のみで20円10銭(前期25円)の減配とした。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うメーカーの生産活動の停滞が響き、最大分野の自動車関連の売上高が約271億(同14.4%減)となったのをはじめ、精密も減収。しかし、電子デバイスがIT需要の増加などで約184億円(同3.2%増)と踏みとどまった。
日総単体の3月末の在籍者は1万3146人(同11.0%減)と大きく減ったが、四半期単位では徐々に増えており、そのうち、中核となる「技能社員」は5436人(同186人増)となった。
22年3月期の通期見通しは...
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