ディスコが7日発表した来春卒業予定の大学生の就職内定率(速報)は1日時点で58.4%となり、前年同期を8.2ポイント上回った。1カ月前の4月1日の38.2%から約20ポイント上昇した。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で初の緊急事態宣言が出た時期で、多くの企業が採用活動を一時見合わせたことから、今年はその反動で出足が早まっているとみられる。
内定を得た企業には61.8%の学生がインターン参加。内定者の過半数にあたる31.1%の学生は就活を継続しており、就職先を決定した学生は23.4%にとどまっている。
調査は1~6日に実施、大学4年生と大学院生の「キャリタス就活2022」モニター1273人から回答を得た。