ディスコが6日発表した2022年卒業予定の大学生の就職活動調査(速報)によると、4月1日時点で企業側の内定を得た人は38.2%(前年同期比3.5ポイント増)で、1カ月前から17.1ポイントの大幅上昇となり、かなり早いペースで進行している。
内定者の70.4%が企業のインターンシップ参加者で、前年より3.4ポイント上回っている。ただ、内定者の7割近くが今後も就職活動を続ける予定だ。
コロナ禍で採用のオンライン化が広がっているが、対面のないまま内定が出ることに「抵抗がある」人は12.7%、「やや抵抗がある」人は41.2%あり、過半数が抵抗を感じていることがわかった。「オンラインだけでは社風が伝わらない」「自分が働くイメージを持てない」などの理由が多かったが、1年前の63.5%に比べると抵抗感が薄れている様子がうかがえた。
調査は1~5日に実施、「キャリタス就活」のモニターの大学4年生など1262人から回答を得た。就活は3月から企業による説明会が解禁された。