連合は26日、春闘の第2回(25日午前10時時点)の集計結果を発表した。それによると、回答の出た1151労組、約153万人の平均賃上げ額(加重平均)は5515円、賃上げ率は1.81%となり、前年同時期より365円、0.13ポイント低くなっている。
企業規模別では、従業員300人未満の657労組、約6万6000人で4737円、1.86%。従業員300人以上の494労組、約146万人で5549円、1.81%となっている。
連合は今年、平均7969円、2.76%の引き上げ要求を掲げて春闘に臨んだが、回答はコロナ禍による業績低下を反映して軒並み2%を割っており、労働側には逆風となっている。