パーソルキャリアが18日発表した2月の転職求人倍率は1.92倍(前月比0.09ポイント増、前年同月比0.60ポイント減)となった。求人数は前月比3.2%増、前年同月比18.6%減だったのに対して、転職希望者は各1.6%減、6.9%増。1月からの緊急事態宣言が続いていたものの、求人数への影響はそれほどなかった。
業種別では、「IT・通信」の5.75倍が最も高く、「サービス」が2.45倍、「メディカル」が1.49倍となった。一方、「小売・外食」は0.66倍の買い手市場が続いている。「メディカル」以外の8業種は前月より倍率が上がったが、前年同月比は全9業種とも下回っている。