ディップ総研が16日発表した「コロナ禍における就業実態一斉調査」によると、パート、アルバイトなどの非正規労働者の8.5%が1月中に失業・離職を経験しており、わずか1カ月で昨年1年間の16.6%の半分以上に達していたことがわかった。
経験者のうち、「失業、離職とも」経験した人は4.1%、「離職のみ」が2.3%、「失業のみ」が2.1%となっている。属性では「学生」が30.3%で最も多かった。今後の就業については41.7%が「強い不安」を感じており、中でも「現在無職」の人が56.9%に達している。
調査は1月29日~2月2日に実施、全国の15~69歳のパート、アルバイト、求職者6270人から有効回答を得た。