パーソルホールディングス（ＨＤ）は１２日、取締役会を開き、水田正道社長ＣＥＯ（６１）の会長就任と和田孝雄副社長執行役員（５８）＝写真＝の社長ＣＥＯ昇格を決議した。また、高橋広敏副社長執行役員が代表取締役副社長となり、和田新社長とともに代表権を持つ。これに伴い、中核会社のパーソルテンプスタッフも和田氏から木村和成副社長（５１）に社長交代する。いずれも４月１日付。
和田氏は１９９１年テンプスタッフ（現パーソルテンプスタッフ）入社。２００６年取締役となり、１６年にパーソルテンプスタッフ社長、２０年にパーソルＨＤ副社長に就任した。水田氏は１３年から９年間社長を務め、Ｍ＆Ａによる業績拡大や積極的な海外展開を図り、売上高を就任当時の３倍に拡大した。２０年３月期のグループ売上高は９７０５億円。また、１４年から６年間、日本人材派遣協会の会長を務めた。
