パソナグループは若者の雇用創出・人材育成を目的に、4月から兵庫県・淡路島に「日本創生大学校」を創設する。新卒の未就労者を対象に20日、具体的な研修内容の「ギャップイヤープログラム」についてオンライン募集説明会を開いた。
コロナ禍で就職困難に直面している今春卒業生(大学、大学院、短大、専門学校など)を対象に、最長2年間、同グループの契約社員として、就労しながらビジネスの基礎などを学ぶキャリア形成プログラムで、給与も支払われる。最大1000人の受け入れを予定している。
同大学校で社会人基礎講座、社会教養講座、文化芸術活動などの講座を受講し、その間に自らの適性を見極める。終了後の進路は転職、就農、ダブルキャリア、起業など原則自由。この日の説明会で南部靖之同グループ代表は「志のある若者、夢を持つ若者の支援に尽力したい」と呼び掛けた。