ディップが17日発表した有期雇用社員を対象にした「コロナ禍における就業実態調査」によると、現在、副業などのダブルワークをしている人は15.3%あり、その中で新型コロナウイルスの感染拡大で「仕事を増やした」人は27.0%あった。
ダブルワークをしている人を雇用形態別にみると、派遣社員が17.6%、アルバイト・パートが16.5%、契約社員が6.8%だった。
コロナ禍で失業した経験のある人は「1回」が8.0%、「複数回」が2.1%で、合わせて10.1%だった。失業以外の影響(複数回答)は過去には「勤務日数・時間が減った」が34.0%、「収入減」が32.7%と多かったが、現在は各19.0%、22.3%に減っている。
調査は11月25日~12月1日に実施、18~69歳の学生を除く有期雇用労働者と無職の求職者3002人から有効回答を得た。