厚生労働省は27日、雇用調整助成金(雇調金)の特例措置期限を12月末から2021年2月末まで延長することを決めた。田村憲久厚労相が閣議後の記者会見で明らかにした。延長はこれで3回目だが、来年3月以降については雇用情勢を踏まえながら、段階的に縮小を検討する考えだ。
雇調金は、企業が社員に休業手当を支給して雇用を維持する場合の助成金。通常の助成率は中小企業で3分の2、1人あたり日額は8370円が上限だが、特例では中小企業の助成率は最大100%、支給上限額は1万5000円に引き上げている。
厚生労働省は27日、雇用調整助成金(雇調金)の特例措置期限を12月末から2021年2月末まで延長することを決めた。田村憲久厚労相が閣議後の記者会見で明らかにした。延長はこれで3回目だが、来年3月以降については雇用情勢を踏まえながら、段階的に縮小を検討する考えだ。
雇調金は、企業が社員に休業手当を支給して雇用を維持する場合の助成金。通常の助成率は中小企業で3分の2、1人あたり日額は8370円が上限だが、特例では中小企業の助成率は最大100%、支給上限額は1万5000円に引き上げている。