厚生労働省が16日発表した新型コロナウイルス感染症に関する労働災害請求の累積件数は12日時点で2028件となり、うち1023件について支給決定し、999件が支給された。
請求件数では8割近い1592件が医療機関などの医療従事者で、それ以外の428件のうち、多かったのは社会保険・社会福祉・介護事業の102件、運輸・郵便事業の58件などだった。月別では3月の1件から6月には371件に急増。8月が186件、9月が355件、10月が475件と増加傾向にある。
厚労省では、どのようなケースが労災に該当するのか、同省のホームページ内にQ&Aコーナーを設けて説明している。