リクルートホールディングスが16日発表した2020年9月連結中間決算(国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は1兆446億2100万円(前年同期比13.0%減)、営業利益は747億2900万円(同47.6%減)、営業利益に減価償却費などを加えたEBITDAは1234億2200万円(同30.6%減)、中間利益は625億3300万円(同45.2%減)となり、前年同期の大幅な増収増益から、コロナ禍により一転して大幅な減収減益となった。中間配当は9.5円で5.5円の減配、期末も9.5円を予定しており、年間では19円と11円の減配を予定している。
主要セグメント別売上収益では、最大部門の人材派遣はスタッフサービスとリクルートスタッフィングの国内派遣が2846億円(同2.6%増)だったが、海外派遣が新型コロナ禍で2880億円(同18.3%減)の大幅マイナス。住宅、結婚などのメディア&ソリューションも3058億円(同19.1%減)、検索エンジン「インディード」などのHRテクノロジーも1775億円(同15.0%減)と主要部門は軒並み減少した。メディア&ソリューションには新型コロナ対策の経済産業省受託事業である「家賃給付事業」の295億円が含まれる。
通期見通しも、...
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