製造請負・派遣の日総工産が6日発表した2020年9月連結中間決算(日本基準)によると、売上高は329億7200万円(前年同期比10.4%減)、営業利益は7億3100万円(同35.2%減)、経常利益は9億8900万円(同14.3%減)、中間利益は5億9600万円(同24.0%減)の二ケタ減収減益となった。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、主力の自動車などの生産が一斉にダウンしたのが最大要因。しかし、6月以降は回復傾向にあるという。
これに伴って通期予想は8月発表時から上方修正したが、前半の落ち込みをカバーできず、売上高670億円(前期比10.6%減)、営業利益18億円(同41.2%減)、当期純利益13億円(同36.1%減)の減収減益を見込んでいる。期末配当は1株あたり11.53円を予定し、前期の25.00円から大きく減配する。