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2020年10月21日

テレワーク評価は「マイナス」が多かった 「わからない」も多数、日本CHO協会

 パソナグループが運営主体となっている「日本CHO協会」が21日発表した第2回「新型コロナウイルスの影響と働き方の変化に関する調査」によると、テレワークを実施した企業の生産性への影響は「プラス」が11%、「マイナス」が27%と回答、テレワークを有効活用できない企業の多いことがわかった。

 回答した105社によるテレワークの評価は「プラス」、「どちらかと言えばプラス」が9%で計11%。これに対して、「マイナス」が7%、「どちらかと言えばマイナス」が20%で計27%だった。また、「影響はほとんどない」が28%、「現時点では評価が分かれる」も27%あり、評価が定まっていない様子もうかがえる。

 テレワークへの移行に伴う課題(複数回答)としては、「ペーパーレスの決済・手続き」が最多の66%で、「情報共有やコミュニケーションの仕組み・体制」が64%、「郵送物・郵便物への対応」が55%、「メンタルヘルスケア」が38%あった。

 「情報共有」は5月の前回調査時の27%、「メンタルヘルスケア」も同26%から大きく増えており、同社では「コロナ対応の長期化による心理的な悪影響ではないか」と分析している。

 調査は8月31日~9月16日に実施、同協会会員企業105社から回答を得た。

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