厚生労働省が11日発表した主要企業の今夏のボーナス妥結状況(加重平均)によると、平均82万8171円で前年比1万7282円、2.04%減となった。妥結額は前年に続いて2年連続の減少となった。
対象21業種のうち、最も高かったのは建設(24社)の108万1072円(同13.17%増)で、自動車(56社)が93万3111円(同2.60%減)、食料品・たばこ(24社)が90万4220円(0.26%増)で続いた。建設など10業種は前年を上回ったが、自動車など11業種は下回った。
対象は資本金10億円以上かつ従業員1000人以上で、労組のある390社。
一方、経団連が8月5日に発表した加盟企業153社の平均も90万1147円(同2.17%減)と減少している。