リクルートキャリアが10日発表した来春の大卒(大学院生を除く)内定率は1日時点で85.0%となり、前月から3.8ポイント上昇、前年同月比は8.7ポイント減だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、依然として昨年より低い内定率となっているが、6~8月の10ポイント以上の開きからは縮小の兆しもみられる。
文理別では文系が81.7%(前年同月比11.1ポイント減)、理系が92.6%(同3.1ポイント減)。男女別では男子が85.7%(同7.9ポイント減)、女子が84.1%(同9.6ポイント減)。
調査は1~7日に実施、「リクナビ」モニターの4年生1002人から回答を得た。
一方、マイナビが9日発表した8月末時点の大卒・院生の内定率は77.6%で、前月比4.5ポイント増、前年同月比5.0ポイント減となった。