経団連は3日、加盟企業の今春闘の妥結結果(最終集計)を発表した。それによると、130社の加重平均で7096円(前年比2.12%増)となり、前年の8200円(同2.43%増)に比べ、賃上げ額、賃上げ率とも昨年を下回った。
このうち、製造業は116社で6842円(同2.09%増)、非製造業は14社で8397円(同2.24%増)。業種別で最も高かったのは建設8社の1万3013円(同2.62%増、従業員平均)で、商業2社の9035円(同2.28%増)、自動車18社の7610円(同2.27%増)、繊維16社の7522円(同2.37%増)などが続いた。