アデコが17日発表した「新型コロナウイルス感染症の拡大とテレワークに関する調査」によると、大企業を中心に正社員の約4割が4~5月の緊急事態宣言期間中にテレワーク勤務していたことが明らかになった。
期間中にテレワークした社員は36.0%で、そのうち週4日以上が過半数の59.1%を占めた。企業規模では7割以上が従業員1000人以上の大企業だった。
テレワーク経験者の約9割が今後もテレワークで働きたいと考えているものの、実際には「期間中より頻度は低い」と「テレワークはしない」を合わせると過半数の57.2%にのぼり、テレワークが一時的な措置にとどまっている企業の多いことをうかがわせた。
調査は6月25~29日に実施、20~59歳の男女正社員1500人から有効回答を得た。