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2020年7月15日

6月のバイト時給1097円、再びプラス 求人件数は3割減、ディップ調査

n200715_2.png ディップが15日発表した6月のアルバイト時給は平均1097円で、前月比32円(3.0%増)、前年同月比15円(1.4%増)となった。前年比は5月に45カ月ぶりのマイナスとなったが、6月は再びプラスに転じた。

 大職種別にみると、事務が1271円(同10.1%増)、製造・技能が1140円(同7.6%増)、教育が1480円(同8.0%増)と大幅上昇。建設の1162円(同8.4%減)、専門職の1220円(6.7%減)など5職種が下回ったが、4職種の伸びが全体をプラスに導いた。

 地域別では関東が1156円(同1.8%増)、東海が1052円(同0.0%)、関西が1098円(同1.2%増)、九州が948円(同0.8%減)となり、5月はマイナスだった関東がプラスに転じた。

 同社の「バイトル」に掲載された求人件数は約12万件で、前月比16.2%増、前年比31.3%減となり、前年比の大幅落ち込みは変わらないが、5月25日に政府の緊急事態宣言が解除され、企業活動が再開されたことから、6月の前月比は大きく反転した。

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