連合は6日、今春闘の第7回(2日時点、最終)回答結果を発表した。それによると、月例の賃上げ額は5506円(前年比1.90%増、4807労組の加重平均)となり、昨年を491円、0.17ポイント下回った。
企業規模別では300人以上の企業で5663円(同1.91%増、1351労組)、300人未満の企業で4464円(同1.81%増、3456労組)。いずれも昨年を下回り、2月下旬から感染が急拡大した新型コロナウイルスの影響がうかがわれる。
一方、非正規労働者を中心にした時給ベースの賃上げは27.11円アップの1027.21円(372労組の加重平均)と昨年の25.91円を上回った。月給ベースでも6312円(126労組)アップと昨年の4038円を上回り、非正規の賃上げが進んだ形だ。