ディスコが6日発表した2021年大卒の就職内定率(速報)は1日時点で77.7%となり、1カ月前の64.0%から13.7ポイント増加したが、前年同期の84.0%より6.3ポイント下回った。7月の80%割れは4年ぶりで、新型コロナウイルスの感染拡大による採用市場への影響が出た形だ。
これに伴い、就活を終了した就活生の比率も57.6%(前年同期比10.1ポイント減)と前年を大きく下回っており、学生、企業の双方に就活の長期化が予想される。
調査は1~5日に実施、同社の就活サイト「キャリタス就活2021」のモニター1230人から回答を得た。