経団連が17日発表した大手企業の夏のボーナスの妥結状況(第1回、加重平均)によると、回答した86社の平均は92万5947円(前年比6.00%減)と2年連続のマイナスとなり、マイナス幅も拡大した。新型コロナウイルスによる業績低下が背景にあるものとみられる。ただ、第1回集計としては15年から6年連続で90万円を超えた。
内訳は、製造業(79社)が90万960円(同5.14%減)、非製造業(7社)が107万9915円(同9.88%減)とどちらもマイナスとなった。最も高いのは昨年と同様に建設の151万2446円(同3.09%減)だった。14業種のうち、プラスは紙・パルプだけで、残りはマイナスだった。