ディップは19日、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言後の派遣社員に対する第2回調査結果を発表した。それによると、就業への影響は67.1%が「出ている」と回答(前回比5.3ポイント増)、「影響がとても出ている」に限ると30.6%(同6.2ポイント増)になった。
就業時間や日数(シフト)が減少したり休業したりした結果、給与がどの程度減ったかについては、5月振り込み分(4月就業分)では「21万円以上」が5.2%、「11~20万円」が12.2%、「6~10万円」が19.7%、「1~5万円」が37.7%で合計74.8%。減った人は3月振り込み分の59.3%、4月振り込み分の64.0%から、月を追うごとに増えていることがわかった。
調査は5月6~8日に実施、15~69歳の派遣社員1000人から有効回答を得た。1回目は3月31~4月3日に実施した。