ディップが13日発表した第2回「新型コロナウイルスによるアルバイトの仕事影響調査」によると、新型コロナの影響による失業・離職経験者は8.3%で正社員の5.8%の1.4倍にのぼり、自己都合も含めると19.3%になることがわかった。
就業を続けている人の場合、就業時間や日数(シフト)に影響の出た人は、休業が35.6%、シフト減が24.0%あり、緊急事態宣言の出る前の1回目と比べると、休業は27.2ポイント増加し、シフト減は9.4ポイント減少した。休業で多い職種はコンサート運営などのイベント、テーマパークなどのサービス、百貨店などの販売。
休業・シフト減の人達の2月給与(3月振り込み)は、「10万円以上減」が7.6%、「6万~10万円減」が16.6%、「4万~5万円減」が20.5%、「1万~3万円減」が35.3%にのぼり、3万円以上減った人が5割弱、1万円以上減った人が8割となった。3月分以降はさらに減少している可能性が高い。
調査は3月31日~4月3日の第1回調査に次ぎ、今月6~8日に実施、15~69歳のパート・アルバイトなど約5000人から有効回答を得た。