メイテックグループが12日発表した2020年3月期連結決算によると、売上高は過去最高を更新して1009億9500万円(前期比3.3%増)、営業利益は129億2600万円(同2.3%増)、経常利益は129億7500万円(同2.6%増)、当期純利益は90億9300万円(同3.0%増)の増収増益となった。
売上高は比較できる06年3月期以降、初めて1000億円を突破した。期末配当は1株当たり115円50銭とし、中間配当と合わせて202円(前期199円50銭)の増配とする。
3月末のエンジニア数はメイテックが7150人(前年比227人増)で、稼働率は96.4%(同1.1ポイント減)、メイテックフィルダーズが2860人(同248人増)、稼働率95.3%(同0.8ポイント減)となり、どちらもエンジニア数は増えたが、稼働率はやや低下した。
新型コロナウイルスの感染拡大の先行きが不透明なため、通期見通しはとりやめ、半期見通しのみを開示した。それによると、売上高496億円(前年同期比0.0%)、営業利益46億円(同23.4%減)、経常利益46億円(同23.6%減)、中間利益30億円(同24.5%減)の減益を予想。配当も中間配当の65円50銭のみを予想した。
20年4月からグループのエンジニア数を過去最高の1万640人でスタートし、決算見通しは配属先などが予測できる先行き半年分に限定したもの。
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