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2020年4月23日

出前・デリバリー3社が緊急雇用拡大 飲食店の窮状受け、マイナビも協力

 マイナビは23日、食品の出前・デリバリーサービス3社と共同で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急事態宣言によって休業・営業縮小を余儀なくされた飲食店などのスタッフを一時雇用する「飲食店向け緊急雇用シェア」サービスを拡充した、と発表した。

 マイナビのほか、出前サービスの「出前館」、宅配寿司「銀のさら」を展開するライドオンエクスプレス、ピザのデリバリーサービスを展開するリトパの3社の共同事業。出前館とライドオンエクスプレスは7日から同サービスを実施しているが、これにリトパが加わった。

 飲食店の窮状で解雇・収入減に見舞われる従業員らが増える一方で、出前・デリバリーの需要は拡大しており、配達要員などが不足していることから、一時的にスタッフとして受け入れるもの。マイナビはスタッフ受け入れの採用管理ツール「エントリーポケット」を3社に無償提供し、求人案内を制作する。申し込み受け付け期間は今月末までだが、状況に応じて延長を検討するという。

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