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2020年4月13日

8割以上が就業への影響心配 ディップのバイト・パート調査

 ディップが13日発表した新型コロナウイルスによるアルバイト、パートへの仕事影響調査によると、「就業に影響が出ている」と回答した人は「とても出ている」の26.2%と「やや出ている」の36.5%を合わせた62.7%にのぼった。「まだ出ていないが今後出る」という回答も20.6%あり、8割以上が不安を感じていることがわかった。

 影響が出ている人を職種別にみると、「コンサート運営などのイベント」が89.4%で最も高く、「ホテルなどのサービス」が87.4%、「テーマパークなどのサービス」が81.4%で続いた。地域では東京都が72.8%で最も高く、神奈川県の69.5%が続いた。具体的な影響として、全体では「休業することになった」が8.4%、「就業時間や日数が減った」が33.4%。両者を合わせて最も高かったのは「イベント」の92.8%だった。

 今後の不安(複数回答)としては、「マスク・消毒液などの整備がない」(36.9%)、「給与が減る」(36.4%)、「休業中の給与保障」(34.5%)と収入面の不安が大きく、実際に会社から給与補填のあった人は25%にとどまっていた。

 調査は3月31日~4月3日に実施、全国のアルバイト、パート従業員5000人から有効回答を得た。

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